いつもの出来上がり

今年も友人M氏より伊予柑10キロが届く。彼からの伊予柑でジャムを作るようになってどれ位になるであろうか。

初めは何もわからず、果皮の内側の柔らかい部分を蜜柑の渋皮と判断し、できる限り削いでいた。テレビ情報で、砂糖の量は25パーセントというだけは知っていた。

妻にそのまま食べられるジャムが良いと言われ、20%で作ってみた。表皮と果肉だけなのでさっぱりとしたジャムとの印象だったことは覚えている。そのまま食べられるジャムではあったがジャムの酷、ねっとり感は乏しいものであった。

その後は学習をし、ジャムらしくなってきた。今年は6瓶できたが、すでに行き先が予約され、画像には3瓶しかない。

at 16:56, オーナー, -

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やはり神だろう

今年は、冬に好天が多い。今日はきっと飯豊山が雪に覆われた姿で見えるだろうと思いながら、所用で喜多方に行く。思った通り、画像のように雪をたっぷりと抱く山容が、陽光に照らされながらやさしく微笑んでいるように思える。

この雪が山麓地域の農業用水、生活用水として住民の生活を支える。

春を間もなく迎える人々の目に映る飯豊山の姿は、生活を保障してくれる安心の姿に違いない。「有難い」の言葉が思わずとも口の端に登る存在だと思った。

at 12:12, オーナー, -

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優しく

今年も友人Y氏から、画像の轆轤挽きの干支人形が届いた。彼曰く、初めは、勇猛な龍のイメージで作ったそうだ。そうしたら今回の能登沖地震。

辛い時を和ませるような顔にしようと作り直して、この顔になったとのこと。彼の心根の優しさに頂いた私も心が和む。

画像では見えないが、竜の体が2本の線で表現されてある。その発想は私にはない。私はきっと、体表の鱗模様を三角でいくつも掘ったであろうと思う。私は人間が諄いのだ、とつくづく思う。

at 23:38, オーナー, -

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衝動買い

何故か理由があるわけではないのだが、いつからか絨毯が好きになった。投下労働量がとてつもなく多いので当然高価格なので買うことのできないのだが、ペルシャ絨毯の上を歩いてみたいと思う気持ちは今もある。郡山のデパートに絨毯売り場がある。買わない、買えないのだから売り場に行くのは恥ずかしいのだが、時々行ってしまう。

先日も行ってしまい、四百数十万のシルクのペルシャ絨毯に見入ったしまう。数年がかりの制作時間だから当然。窓枠をモチーフにした色数の多いものであった。その傍に画像の珍しく平織のペルシャが在った。「もしかしたらこれなら買えるかも」「お幾らですか」、「七万七千円ですね」。少しためらっていると、「正月ですから少し値引きしますよ」との声に、購入決定。

といううことで、彼は我が家の一員になりました。

at 23:19, オーナー, -

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気づいてよかった

降雪間際に慌てて切ったせいか、すっかり忘れていたオレガノを容器に収納。人それぞれに物忘れ防止の技があるらしい。我妻は何でもメモ帳に書き、資料は貼り付ける。そのため、1年経つと、メモ帳は5倍くらいの厚さになる。私は彼女に任せきり。物忘れの技は持っていない。昔大切なことは、ジーパンにボールペンで書いたりはした。メモ帳は持っていないので。

そのため、今回のように慌てて切ったと言い訳をする羽目になる。でも、我が家のトマトソースにとってオレガノは大切なもの。これでこれからも変わらぬトマトソースができるであろう。めでたしめでたし。物忘れ防止の技の獲得が迫られているのだろうか。  

at 12:32, オーナー, -

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今年は少しだけ長く

今年も肩ロースでベーコンを作った。ソミュール液に今年は10日以上漬けた。昨年味が薄かったことの反省。玉ねぎが少し崩れて位が良いとの情報もあったので長くはしたが腐敗も心配。

味ののりと腐敗のせめぎあいで12日で止めた。結果としてはもう少しと思うが、昨年よりはちょっと満足。お客様には6ミリ位のスライスをソテーして、スクランブルエッグとともに供した。残らなかったので、良しとする。その後、自分も食べたが、卵の塩加減を控え目にすればベーコンの味と、スモーク臭とのマッチングが良いと思えた。

端と形の悪い部位は焼き飯にした。今度はポトフだろうか。「ありきたりで楽しくないかな」。」

at 23:49, オーナー, -

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似てますが

先日に続いてジャムを作る。画像は似ているがサンフジのジャム。果皮を煮て色を付けた。見た目はルクルチェと変わらないが、果肉は全くの別物であることが当然だが楽しいと思う。

冬はジャムとなる素材が乏しいので、暫く休みの予定。前は、金柑、ゆずのジャムを作ったが今はその気になれない。思い出ジャムということになっている。

at 23:47, オーナー, -

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季節のジャム

11月雪にあたふたとして、やっと先日ジャムの材料を買いに行った。昨年はリンゴのジャムだけであったが、今回はル クルチェのジャムも。毎年新潟の知り合いが、これを送ってくれる。私の中では、この知り合いに似て、自己主張は控えめで、つかみどころは無いが、芯の在るエレガントさが好きだ。

ということで、今回は、隣、米沢の生産者の直売所で求めた。時期を少し外したのか、8キロしかない。果皮と芯を除いて、グラニュー糖で画像の瓶4本出来上がった。元は象牙色の果肉であったが、煮ているとグラニュー糖と反応してか、曙色になる。晩秋の夜明けを詰め込んだジャムなのだというと、「じじーが気持ち悪い」と言われるのだ。でもジャムはうまい。

 

at 00:17, オーナー, -

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関心事

今年も秋に金峯山寺に行った。蔵王権現は今年は、ただ静かに見つめるだけで何も語り掛けない。こちらの気持ちも落ち着いたということだろう。鈩製鉄の関心も今年、なぜ炉を粘土で作り、毎回壊すのか、炉の下に排水、水の侵入を防ぐたくさんの仕掛けあるのかの疑問が今回解決した。日刀保の鈩製鉄は見ることは出来ないが、雲南市吉田町で小規模のものは見学の可能性があることが分かったのでそれが出来たらよいということにする。

これで暇になると思ったら、毎日新聞で連載された「芭蕉の風景」という読み物から、自らも芭蕉の紀行文の歌碑を訪ねてみたくなった。今回は、生誕地伊賀上野、彼が眠る義仲寺を訪ねた。伊賀上野は伊賀焼に興味が在った時に何度も訪ねている。芭蕉の生誕地ということは知っていたがそれ以上ではなかった。義仲寺の事は知らず初めての訪問。実は義仲も大好きであったので両方楽しみ。義仲の宝塔型の墓石は立派なものだが、サイズが小ぶりで私の中の義仲にピッタリ。芭蕉の墓石は自然石のさり気ないもので、本人には責任は無いがやらせ感を感じる。

画像の石畳は義仲と芭蕉の墓石の前のもの。ここだけ二人が愛されている感じがしてよかった。再来したい場所だろうと思える。もう一つの画像は椎の実。石山寺の奥にある芭蕉が8か月暮らした「幻住庵」の周りで拾った。私が子供のころ食べた椎の実とは種類が違う。芭蕉が食べたかは別にして、つい拾って手にしたくなる形とサイズだった。

心も体も疲れがたまっていたが、少しずつ溶けてきたので、こんなもの書いている。

 

at 00:37, オーナー, -

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いつものように

ツルウメモドの果実の薄い外皮がはじけて、橙色の種子が顔を出した。わが妻殿は、これでリースを作るのを

毎年の楽しみにしていた。採れる場所があまりわからず、毎年苦労をした思い出がある。二人で崖を登ったり、フェンスを越えたり、所謂愛の共同作業をしていた。今は、集落の共同墓地の手前に画像のように、太いつるがカラマツに巻き付き、難なく採集できる。

画像のように、はじけてからでは、リースにすると実が落ちてしまうので、開く前にが肝心。

進展のない、同じことの繰り返し。年を老いたということだろう。数年後には、繰り返すことも叶わなくなる。でも、来月から、スポーツジムに通うのだ。

 

at 00:02, オーナー, -

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