今ごろ、やっと、突然に

 7月初旬に画像の果実らしきものを見た。一般的な果実の形状とは全く違うので、果実かどうかも自信がなかった。

 前に、雑誌かなにかで見たような不確実な記憶はあった。しばらく時間がたったので変化があり、特定できるかもしれないと、今朝突然思った。すると突然に、「ハシバミ」という言葉が浮かんできた。忘れないうちにと思い、すぐに図鑑で確認。

 記憶の海の底深くにじっと沈んでいた記憶が、どういった脈絡からか、浮かんできたことに驚く。それほどつよい記憶であったはずもないのに。長い間人間やってると、色々な経験、記憶がどんなかたちで収納されているのか分かりようもないが、突然というかたちで、始末悪かったり、都合よくであったりと、生活のなかに出てくるのも楽しめるかもしれないと思うとなんか楽しい。

 この果実は、ツノハシバミというらしい。西洋ハシバミの果実は、ヘーゼルナッツとのこと。これも食べられるとのことなので、熟したら食べるつもり。

at 20:16, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

時間をかけて

 8月から、毎日新聞で、高村薫のれんさいがはじまった。マークスの山以来彼女のファンで、毎日が楽しみになった。

 初めは、紙面に限りのある新聞小説は展開がまだるっこくいらいらしていたが、遅筆な作家の久々の作品なので、美味しいものを味わいつつ、大事に食べる様なつもりで耐えるようにした。

 子供の頃理科の実験で見た、ビーカーの水のなかに硫酸銅の粒が下降しながら溶けていく様を彷彿させるように、言葉が私の稚拙な構造の頭のなかに、溶け落ちて来るような気がした。前段展開された情景描写は、あまりにも長く気だるくなってしまうような量と、微視的描写もあったにもかかわらず、たたみかけるような文体に我を忘れて、その情景のなかに自分の立ち居地をを探していた。

 創作にあたって、現地取材はほとんどしないという作家の描写はすごい。とにかく、毎日、大事に食べる、味わう時間ができた。

at 09:30, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

初物

 玄関先の漆の木が白い小花をたくさん総状につけている。そのなかに在ってはいけないものがいる。アサギマダラだ。彼らは裏磐梯では、ヨツバヒヨドリで吸蜜すると聞いている。彼らは2000キロ旅するが、それぞれ吸蜜する花が場所ごとに決まっているとも聞いている。

 今日のものは、それに合致しない。我が家ではまだヨツバヒヨドリが開花していない。吸蜜するものが少ないので、宗旨替えを仕方なくしたということか。お客様も珍しいらしく、さかんにスマホで画像を撮っていたにもかかわらず、飛び去る気配は全くなく吸蜜に懸命でいる。

 今年初のご対面に感激するも、その場所に驚いて、変な出会いに心の収まりが悪い。

at 13:29, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

初めてかもしれない

 ブルーベリーを摘もうかと行ってみると、枝の先に赤くない赤トンボが1匹とまっている。10年くらい前は、「佃煮にするくらい」という慣用句がつかえるくらい沢山の赤トンボが、避暑を目的に飛来した。

 しかし、最近は数が激減している。田んぼでの農薬の使用が原因ではともいわれているが、飛来地が変わったのかもしれない。それによって鳥の餌が減ってなどと、食物連鎖に影響があるのかもしれない。今読んでいる「ちょうるい学者だからって、鳥が好きだと思うなよ」という本の影響か、そんなことを思った。

at 16:16, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

季節がら

 庭に少しハーブを植えている。料理に使う目的はなく、それ自体が丈夫で、多年草ということで手間要らずが主たる理由。それにもまして、花をつけるが、園芸種のようににぎやかでないのが良いと思っている。

 隣にヤマユリが自己顕示欲の権化のように華やいでいるのと対照的で慎ましい。ちなみに、左から順にタンジー、オレガノ、カモミールである。オレガノだけは、トマトソースを作るときに使っている。思わぬ巧妙とでも言うのかな。

at 15:19, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

とにかく初お目見え

 昼間、気がつくと食堂のテーブルにホタルが1匹いる。庭でブルーベリーを摘んでいるときに、体についてきたのだろう。今年は夜気温が上がらず、1匹も姿を見ずにいた。

 それなのに、こんなかたちで、家のなかで、それも昼にミスマッチ過ぎると思った。でもこれは、人間の勝手な言い種でかれらに何の責任もないし、迷惑ですらあったろう。自然のなかでは人間が知らずに侵している秩序の破壊、分断は日常的であることをおもいしらされるひとまくでもあった。仕方ないが、とりあえずもといたであろう場所に戻した。婚活の成功を祈った。

at 22:33, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

収穫間際

 我が家では収穫するものは数少ない。初めて挑戦したニンニクは惨憺たるありさま。ワイルドベリーは栽培めんせきをへらした割には収穫量は1回お客様にも提供できそう。

 さて画像のブルーベリーがやっと収穫時期をむかえた。降雪でおれた枝を剪定したり、テープで固定して3年目。自らの力で修復しテープは破れていた。今年の果実は彼等の完治記念かもしれない。量は少ないが、完治を祝してじっくり味わうことにする。

at 10:38, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

奥ゆかしさからか

 我が家でもっとも大切にされているヤマユリが、満を持して今朝開花。階段踊り場からのほのかな甘い香りにもしやと窓外を眺めると案の定というわけでした。気をかけているからだろうか、年々株数を増やし、ネズミに発見もされず生きている。

 山の林床にまばらに姿を現し、ゆれるすがたは、「様子がいいね」と思わず声をかけたくなるほど。その思いがあるので、秋には頼りのない種を其処らじゅうにばら蒔いている。彼らが育つための酵素が土中にないと駄目らしいので、確かめる術はないので仕方ない。わずかながら結果もでてきたので、今年も種まき爺をやるつもり。

at 09:44, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

トホホ

 できるだけ太らせようと、収穫を遅らせていたニンニクもさすがに葉が枯れてきたので収穫を決意。ふくちホワイト六片を植えたが、6片ではあるが、なんと小さいことか、通常のものよりもやや小ぶり。収穫間際には施肥は控えないと苦くなるとあったので、やや肥料不足かもしれない。植え付け時に土に十分肥料を施せということか。

 それでも屋根からの大量の積雪に耐え、遅い春のハンデも克服し、よくここまでと誉めてやるべきだろう。農業の専門家に初年度から追い付けるはずもないと素直に脱帽し、来年の準備を進めようと決めることにした。小さいながらも、真っ白なニンニクを眺めて思う。

 

at 21:21, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

目の薬ですかね

 八百屋さんからブルーベリー1、5キロが届く。安くしとくからジャム作れということらしい。毎年のことなので、注文をしなくてももってくる。ブルーベリー自体に凝固成分が多いらしく、温度が下がると表面がゼリー状になる。

 特別な手続きなく、物によって若干の違いはあるが、25パーセントの砂糖であっという間に完成。達成感のない作業だがお客様にも桃のジャムについで好評なのでよしとしよう。我老眼にも効くとよいのだが。

at 16:18, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark