二度目の開花か

 ヤマシャクヤクの鞘が割れて、熟した実が顔を出した。春の白い清楚な、そして薄くて透けるほどの儚げな花弁を揺らす花の姿からは全く想像できない見事な果実の固まりは、妖艶な花のように見える。

 この変化には驚くばかりだが、この実は地の落ち、来春には必ず発芽するだろうと思える逞しさもうかがえて、生きる、世代をつなぐ生物の力に圧倒される秋でもある。

 ブナも沢山の実を落とし、世代を繋ごうとしている。そして他の生物には生きる糧としても役立ち、世代更新の名脇役も演じる。

 それにしてもブナの実はうまい。

at 17:29, オーナー, -

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今年もまた

 埼玉加須市の友人から無花果が10キロ届いた。ジャムにする。

 皮を剥いた無花果はオフホワイトから淡い黄緑になる果皮にちかいところの果肉、そして甘味を蓄えた、小さな種を沢山抱えた、濃い煉瓦色の中央の果肉の色の取り合わせは、毎年その美しさ、配色の妙に時々手が止まる。

 残念なことに、この妙は、加熱することによって煉瓦色1色に染まる。美味しいジャムのために犠牲になるものがある。何かの犠牲によって成立するものが沢山あるものだ。「それにしても、きれいだね」と、今年もため息が出た。

at 12:03, オーナー, -

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今年もいつも通りに

 フジバカマが開花した。きっとそのうちにやって来るだろうと思っていたら、寸暇を待たずにといって良いくらいの早さでアサギマダラがやって来た。彼らを呼ぶためだなく、秋の七草を身近にとの思いからだった。露天風呂のところにオミナエシも咲き、今年はキキョウもあいまって秋の装いが少し、バージョンアップということかと自画自賛。

 アサギマダラは副産物ではあるが、毎年の来訪が重なると、いつの間にか、期待をするようになる。同じ個体が来るわけではないが、「また来たね」と、声をかけてしまう。人生大きな変化があるような世代ではないので、日々の小さな変化に心が高鳴る。これくらいの高鳴りがちょうど良い。高鳴りも中くらいなる蝶ひらり。ということです。

at 17:23, オーナー, -

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彼はやって来るのか

 昨年キキョウを植えた。「蟻の火吹き」の異名が気に入ったのと、命名者に敬意を表したい気分からだ。昨年は花をつけず終わったが、今年は画像のようにたくさんの花をつけている。

 これだけの数があれば、蟻がやって来る可能性は高いはず。彼らがつける蟻酸が花弁を赤く変色させてくれたらすこぶる楽しい。「あ〜りよ来い」、「は〜やく来い」。

at 12:39, オーナー, -

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今年も、もも

 先週、福島市の果樹農家今野さんに桃を買いに行った。夏はいつも桃を使ってスープにしたり、ジャムを作ったりしている。

 サクランボは霜害で不作であったが、桃は順調のようす。収穫した桃を選別しているところで一服していると、機械的な無意味な音が断続的にする。音源が特定できず訊ねると、桃を一つ一つセンサーで糖度を計測しているとのこと。果樹農家の出荷までの投下労働量のなんと多いことか。気候に左右されながらも、良品を提供しようとする心根に脱帽。しっかりと使わせていただきます。

at 20:11, オーナー, -

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納得の存在

 庭のヤマユリガ順調に開花した。背丈、花のサイズ、形容どれをとってもたの追随を許さない。我が家ではやはり状王様だろう。

 近年、活発に種をそこらじゅうに飛ばしている。薄くて軽いので、その計画は容易い。しかし、発芽するには、そこの土壌に自分の好きな酵素がないとダメらしい。

 コンクリート壁とニンニク畑の小さな隙間に昨年発芽したものが、今年、茎は頼りないが、見事な花を3輪つけた。今年発芽したものがいくつもあるので、順調なら、それらも来年花をつけるだろう。ヤマユリの覇権は順調に進むのか。ちょっと楽しみ。スミレも結構と覇権を占めているのでどうなることやら。

at 15:24, オーナー, -

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収穫と言うほどではトホホ

 今年も我が家のささやかな3本のブルーベリーがささやかな実をつけた。(その分実は大きいのだが)花が咲いて、結実して、実が熟れる。植物のとうぜんの営みだが、毎日当然のように食すものの履歴を知りはしないし、知ろうともしない、当然のように。

 そういう生きざまに当然問題ありとは思うのだが、さておき、履歴をライブで目の当たりにでき、そしてそれを口に入れることは、感動にちかいものがある。ものをつくることの経験のない身としては憧れと同時に、取り返しのできない後悔がため息として今日も出た。

at 14:06, オーナー, -

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満を持して

 昨年植えつけたニンニクの葉が枯れて、収穫のサイン。堆肥をたくさん入れ、黒いマルチをはり、熱吸収を高めた。市販されているホワイト六片のサイズを期待して抜いてみるが、画像の通り。昨年より気持ちサイズアップしたが小さいことにはかわりない。

 今年3度目の挑戦をするか、栽培の適地ではないことにして諦めるか思案どころのサイズ。4ヶ月も1メーター以上の雪の下にいるのだからとも思う。でも、雪の保温力もあるはずだしとも思う。どうしようか悩むのも楽しむことにすると、とりあえず結論。

 

at 13:38, オーナー, -

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季節を違えず

 山行の既決としての筋肉痛が一昨日突然の解消。なんの違和感もなく露天風呂の坂を下りる。

 すると、エゾアジサイが青花を開花させてお出迎え。多くの自然現象が一月ずれるここであるが、アジサイの開花はほぼずれないらしい。それより、エゾアジサイの装飾花の割合はほどよいと思う。華麗なものについていけないのは、高齢の証しか。

at 11:26, オーナー, -

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季節ちょっと早すぎ

 昨日鳥海山に登った。雪渓に阻まれ、新山には行けず、外輪山までの登頂。今度は軽アイゼンを持っていくか。海側から登ったので、いつも日本海を眼下に眺めての歩みはすこぶる楽しい。

 さらに、登山道をミヤマキンバイ、ヨツバシオガマ、などがずっと彩り、疲れを癒してくれる。一番の驚きは、コバイケイソウがここのと違い、圧倒的に白く、しかも、満開になったばかりは汚れは全くない。同様に画像の白花のシャクナゲも開花したばかり、まったくよごれがなく、周辺に小さな群落を作っている。

 よごれているぶん、余計に感じるのかもしれないことは自覚のうえだが、自分の回りの多くの人、多くのものに支えられて日々過ごしていることを知り、感謝の念を忘れるなの警鐘にも思えるはなたちとの出会いでもあった。それにしても筋肉痛で階段が辛い。

at 12:18, オーナー, -

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