恵まれて

 雨の心配は払拭され、13夜の月が煌々と輝く晴天、無風の夜に恵まれた。お客様の誠意に恵まれて、3000本のキャンドルの点火も数十分で完了。キャンドル近く3000の柔らかな揺らめく光に包まれる陶酔感、離れて3000の光を掌にのせる赤子を抱いたような心地よさに時間を忘れた。冷えた体には地元の方々の熱いお汁粉の振る舞いに恵まれて、心も体もあったか時間を過ごした。

at 17:24, オーナー, オーナー便り

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明日の天気が気にかかる

 明日は3000本のキャンドルを氷結したレンゲ沼の湖上に灯すイヴェントがある。昨年無風雪の天候で、テレビを消して、外に出て3000本の灯火の揺れる非日常的時間を過ごすことが出来た。(ついでに暖かなお汁粉なども腹に入れて)そのときの心地よい時間が忘れられず、今年も実施することにした訳だ。我が家の庭にも雪の壁を彫って、ちょっとだけ個人的に前夜祭をした。明日のお天気祭りのつもりで。

at 18:22, オーナー, オーナー便り

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想像が逞しすぎでしょうか

 露天風呂の前の除雪をしていると沼に写る木々の陰が面白いので画像にしようと思った。しかし技術が追いつかず満足なものは撮れない。ふと手前の枝に目が止まる。冬季オリンピックはアナウンサ−の実況がうるさいので自分からは見ることは無い。しかしながら、無意識に影響を受けているのだろう。枝の様子がフィギアスケ−トのスピンに見えてきたことが面白くて画像にした。我が妻殿は想像逞しすぎと言うのだがいかがだろうか。

at 21:01, オーナー, オーナー便り

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べ−ト-ベンと伊予柑

 謎解きのようなタイトルになってしまった。お客様名古屋在住のT氏が所属する合唱団「グリ−ンエコー」の50回演奏会のCDをお借りした。ベ−ト−ベン「荘厳ミサ曲」ニ長調を名古屋フィルとともに演奏したものだ。ジャムは手間仕事なので、いつも食堂にまな板を持ち込んで座って仕事をする。いつもBGMに悩むが今回はお借りしたばかりなので、迷わず決定。クラッシックしかもミサ曲、違和感が頭を過ぎるが、始めてみると絶好調。房の外側をむいて、果肉を取り出す作業はいつも面倒だが今回は一気に進む。1日がかりで外皮のあくを抜いて、ただいま完成。明日以降のお客様に、ささやかな我が家の春をご提供したいと思う。ジャム作り、単純肉体労働にはベ−ト−ベンがベストマッチなのだ。

at 23:29, オーナー, オーナー便り

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小さいからって「なめんなよ」と言うところか

 落葉樹は、秋のうちに新芽をつけ、春に備える。冬の間、降雪、寒風、氷結に耐え続ける。先日もマイナス16℃を記録した。国民所得の向上とともに、日常的に耐えることのほとんど無くなった時代を生きている身には、言葉以上の理解は不可能になっている。久々の晴天に姿を現した新芽たちは、すくっと天を向き、幾分胸を張り、仰け反って見える姿は、歌舞伎で言うところの「大見得」にもみえて、「なめんなよ」と声が聞こえてきそうで、大向こうから一声かけたくなった。「よっ日本一」

at 17:16, オーナー, オーナー便り

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スクランブル交差点かも

 露天風呂の前にはたくさんの動物の足跡があり、その足跡の確かさ、力強さは理屈ぬきに生きること、生命の尊厳を人間に語る。しかし今回のものは、少し趣が異なる。1匹の足跡とすればずいぶんと躊躇が見られる。前の川を超えるのにためらったのだろうか。でもこれは、男女2匹の出会いと思ってみたい。それなら迷い、躊躇があったほうがどこか人間ぽくもあり、顔もほころんでくるのでそういう事にしよう。我が家の前は婚活スクランブル交差点なのだ。

at 15:40, オーナー, オーナー便り

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春の便り

 先日M氏からの伊予柑が春の便り第1号であったが、日本酒の蔵元にとっては昨年から仕込から始まり、様々な手をかけ、酒母、麹などにゆだね、年明け後、もろみを絞り、酒という姿にして、軒先に杉玉を掲げるときが「春が来た」なのだろうと思う。それが我が家に届くことは我が家にも「はるが来た」なのだ。今年は久保田の生原酒が5本手に入る。久保田の特徴とされる淡澪は、喉越しに残り、今までに無い、口に含んだときのふくよかさは、生、原酒の特徴なのか。評価は飲み手自身の者で、他がどうこう言うことではないが、新たな久保田を覗くことが出来たということにしておきたい。

at 11:15, オーナー, オーナー便り

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我が家への春告げ便

 裏磐梯は雪に埋もれているが、この時期我が家には春を告げる定期便が友人M氏から届く。愛媛に住んでいるわけではないのだが、伊予柑が好きらしい。住人2人では食べきれないので数年前からジャムにしている。オレンジほどのこくは無いが、その分さっぱり感がいかにも春らしく思える。昔、国語の教科書にあった「白い帽子」という作品の、白い帽子と、夏みかんと、モンシロチョウのパステル調の情景が春らしいとの思いがあって伊予柑がまだ来ぬ春に思いを馳せさせる。「は-るよこい」である。お客様への朝食の食卓にも春をあげよう。

at 16:39, オーナー, オーナー便り

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消防署もOKでしょうか・・・?

  雪で非常階段が埋もれてしまった。消防署では除雪をして使用できるように指導するがなかなかたいへん。心優しいT氏ご家族がトンネルを掘ってくれて避難経路を確保してくれた。身長60センチくらいなら問題ないが、それ以上だと匍匐前進するしかないのだが。もしもこれでOKだしてくれたら消防署に拍手を送るのだが。ちなみに周り中雪なのでもしもの場合は窓から避難したほうが早いと思う。

at 17:19, オーナー, オーナー便り

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