静寂

 
降雪で水温が下がり、湖面が凍結し、凍結した湖面に降雪し、自重で湖面が下がり、浸水した雪が凍るということを繰り返し、桧原湖はスノ−モ−ビルが走行できるほどの湖面の凍結を生む。しかし今年は、一回の降雪が大量であったため、雪の保温効果で浸水した雪がなかなか凍らずに、全面凍結に少し時間が掛かった。画像の所はわかさぎ釣りのポイントではないため人の気配は全く無い。何ものの営みを感じさせない空間、時間も冬の楽しみの一つと思える。江戸時代の人々も何も無い雪野原に雪見といってわざわざ出かけたそうだ。この静寂を色々な形容詞で飾りたい衝動はあるが、私の粗末な脳内国語辞典では対応不能でもあるし、なにも形容しないことがふさわしくも思える。桧原湖の氷の原です。

at 14:35, オーナー, -

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酒飲みの季節です

 
今年になって初めての酒入荷。昨年に引き続き、「久保田、生原酒」です。端麗が特徴の久保田が生になると、口に含んだときに、口中にまろやかな香が広がり、女酒の装いを呈する。喉越しは「すっきり」久保田ではあります。昨年末の「泉川、無濾過生原酒」に続き、生酒がラインアップに追加された訳です。5本限りの入荷ではありますが、生だけによりうまく化けてくれることを期待してます。 

at 12:16, オーナー, -

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気になる

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冬になると我が家の旦那以外の住人の便りが、足跡という形でたくさん届く。目元の足跡が気になる年齢は最早過去のものとなり、開き直ってはいるが、住人たちの足跡は気になる。兎、そしてこの足跡はおそらくタヌキ、昨年も今年もテンの足跡がない。住まいを変えたのなら良いのだが、元気で居てくれることを願うばかり。3月になればカモシカもやってくるだろう。みんな元気で厳冬を乗り切れ。今冬は雪が深いが私もがんばろう。

at 21:14, オーナー, -

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昔はこうだったよね

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毎年来訪してくださるS家の奥様から手作りの「陳皮」を頂いた。茨城県つくば産の「福来(ふくれ)」という小粒の蜜柑から作った物とのこと。子供の頃は、私の家も、ご印所も軒先に籠を下げて美香の皮を干していた。いわゆる「陳皮」を作っていた。唐辛子に入れるのはもちろんのこと、柚子湯のように風呂に入れたり、風邪のひき初めに砂糖湯ね入れて飲んだりもした。旦那の家では餅に搗き入れてかき餅にしたとのこと。おもわず遠い昔に返り、懐かしさに微笑んでしまう。将に福来蜜柑の技と言うことか。奥様のスロ−ライフの姿勢に感服です。チョコレ−トケ−キに入れてみようかな。

at 17:55, オーナー, -

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お客様の雪遊び

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毎年年末からご利用いただいているH氏の娘さん二人が、今朝露天風呂からの帰りに、熱い体を冷ましたいとしたのでしょうか、雪だるまを作っていきました。雪の重みで落ちた枯れ枝を上手に使ってなかなかのものと感心しました。昔の雪だるまは目は炭団、鼻と口は炭、そして頭にはブリキ製の雑巾バケツという小ぶりのバケツを逆立ちさせて、帽子に見立てました。いずれの物も世の中から無くなったわけではないでしょうが、一般家庭にはもはや無いものばかりです。ベイシックな雪だるまは、さざえさんのアニメにしか存在しないのかもしれません。今時は何で作るのかなとと思って昭和は遠い昔と一人ごちた次第です。

at 17:17, オーナー, -

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陽春

 
新年 明けましておめでとうございます。本年が皆様にとりまして,良い年でありますようお祈り申し上げます。
今年も皆様にとって快適な非日常をご提供できますよう努めてまいります。新年早々今年は除雪から始まり、ちょっと愚痴りたいところですが、明るく、楽しく、ポジティブに。これから除雪に行ってきま〜す。

at 13:35, オーナー, -

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