初夏の装い


久しぶりの晴れ間をぬって散歩に出かけた。林の淵を飾るようにオオハナウド(シシウドかもしれない)群生している。この白の奥の暗緑の林を覗くのが何故か好きだ。命の逞しさに潜むエロティシズムを感じるのかもしれない。話題を変えて。アサギマダラが1頭だけ飛んでいた。「長旅ご苦労様」と声をかけたが、彼らの吸蜜植物、ヨツバヒヨドリがまだ蕾であるのが少し心配。
 

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初夏の装い

 
湿潤な濃緑の林の中にオオカメノキが白い花をたくさんつけている。白い花の割りに可憐な雰囲気は無い。周りの白い装飾花より、中心部に小さな花がたくさん集まり、その色と数の多さに旺盛な生命力を感じ、圧倒されてしまうからだろうか。晩秋には小さな花たちが結実し、房状に赤い実をたくさんつける。そこに雪がのった風情はアマチュア写真家の定番の被写体になっている。ぜひとも花も愛でて欲しいと思う。可憐さと旺盛な生命力が共存することが命の輝きの美しさと思う。表現力の乏しい自分は棚に上げての話ではあるのだが。

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初夏の装い

 
梅雨の代名詞のようなアジサイ。昨日入梅したらしいが、今日は終日晴天。強い北西の風が吹いて、森はしなやかにゆれ、景色も風も心地よい。明日は梅雨らしく降雨の予報なので、露天風呂の周りの草取りをした。対岸の柳の木の周りに山アジサイが数株あり、今年も開花した。スポットで日が射したところを捉えたので、梅雨というよりも初夏を感じる。例年ここでは梅雨の装いは来月なので、アジサイはやはり初夏と思える。

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初夏の装い

 
先日の朴の木の花を最後に季節は初夏に静かに移行している。エゾヒグラシも先日まで喧しくないていたが、彼らの生を全うした姿がそこ彼処に見られる。2〜3日過ぎると外殻を残して蟻がしっかり後片付けをしている。小さな食物連鎖を垣間見る思いだ。この時期になると山にはいろいろな植物が白い花をつける。今日は玄関先の斜面の「ハクウンボク」(白雲木)です。直径2センチくらいの6つの花弁のやや肉厚の花を房状にたくさんつける。やや暗い緑の葉裏の白い彩りは爽やかではあるが、私にはどこか妖艶な匂いがしてならない。これからも白の花の便りを送れたならと思っています。

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さてどん尻にひけえ〜しは・・・

 
森の仲間たちはとっくに葉を出し、開花し、実をつけなんてことを済ましているのに、あたかも枯れたように棒のような枝だけであった朴がやっと葉を出したと思っていたら、いつの間にかこんなご立派な花をつけていた。高木なので、しかも葉も大きいので陽光は十分に得られるのだろうし、陽光が、強くなってからのほうが効率的なのかもしれない。木も、葉も大きいので、迷惑に成らないように、遅れて葉を出す配慮をしているとしたら、なかなかいい「朴」と言うことになる。我先にから、みんなの後でまで、森にはいろいろいてうまくいっているのかなあ。

at 17:35, オーナー, -

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