我が家の「幸せ売り」

 
例年なら連休にはしっかりと開花してお客様をにっこりさせる露天風呂前の水芭蕉も昨年より一週間程度開花が遅れた。それでも、お客様をにっこりさせるのが自分の仕事と理解しているのか、連休にはどうにか間に合わせて、4,5株開花した。いち早く見つけた仙台のAさんは5株咲いていたとご報告、その顔は微笑んでいた。我が家の水芭蕉はしっかり仕事をしている。好天が続けば、間も無く全面開花であろう。我が家の「幸せ売り」が仕事のみんな頑張れ。

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ほんとにお久しぶり

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三春の滝桜が注目を浴び、渋滞になる状況なので、静かに楽しめる桜はないかと何となく思い、春になると放浪癖のある旦那が中通をさまよっているとき、今から7,8年前になるだろうか、目に留めた白沢、塩の崎の桜。昨年は避難の方々と滝桜を見に行ったので、1年ぶり。遠めには残念ながらまだ開花していない。でも、近くによって見ると、蕾が、今にもほころびそうな様子。蕾からなんともいえない、桃色が覗いている。ピンクじゃなくて絶対桃色。中性の幼児から女児に変わった頃、彼女たちが、無意識に垣間見せる、穢れのない媚を彷彿とさせるほころんだ蕾に魅了されました。家の旦那に言わせると、女は生まれたときから女優なんだというが、・・・・。まあよいでしょう。

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春のお仕事

 
先日八百屋さんからイチゴが40パック届いた。毎年ジャムにするのでこの時期になると注文をしなくても持ってくる。春の私のお仕事と思っているらしい。何かで、色よく仕上げるには一度冷凍するとよいと書いてあったことを思い出し、今年は試してみた。確かに、ブラックベリ−を思わせるほど色は濃い。味、香もフレッシュと遜色はないと思う。糖度の高そうなイチゴであったので20パ−セントの砂糖を入れて良しとした。冷めてみないと本当の味は分からないのだが、私の感ではこんなもの。外れたらごめん。

at 12:58, オーナー, -

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独り占めレイクライン

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今日、昨年11月に閉鎖になった観光道路が再開通になる日です。早速アッシ−君に走りたい旨伝えました。平日であること、まだ冬の様相が濃いこともあってほとんど通行する車はありません。センタ−ライン中央に車を止めてもらい道路の景観をパチリ。道路の奥に磐梯山が望めるはずなのですが雲が邪魔をしてくれています。この手前の中津川の橋上からの眺めは、雪解け水が勢いよく流れその音が眠れる木々に春の訪れを告げているように聞こえました。雪の解けたそこかしこにフキノトウが顔を出していましたが、これは我が家にも間も無く出てくるので観るだけにしました。ちなみに今年も県内の観光道路はすべて無料とのこと。アッシ−君にも伝えておこう。

at 18:04, オーナー, -

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初めの一歩

 
行きつ戻りつの春の足踏みも、やっと前進のみの歩行になったようだ。陽光の入射角も確実に高くなっていることが肌で感じられるようになった。除雪、融雪も全くすることのなくなった露天風呂への道を見上げると、がけ側の雪がしずくとなって絶え間なく融けている。点滴の速度は、毎秒2〜3滴といったところ。こういった営みがそこらじゅうで行われていると考えたら楽しくなる。先日BSで、北極の凍結した川が溶け出した水の圧力や氷が溶け出したことで、いっきに流れ出す映像を見たが、その極々小規模のものが始まろうとしていると考えたら、雪に埋もれた川が開ける瞬間に立ち会えたらなんて思う。何にでもすぐに影響され易い性格なのだ。

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あれから1年

 丁度昨年の今日、原発損傷で、浪江町からの避難の方々が、2次避難の場所としてやってきた。行き場所も知らされず、不安を抱いて身の回りのわずかな荷物をもって。杖や、補助器具がなければ歩くことも大変な方々を含めて、バリアフリ−でない我が家にやって来た。これでは生活に支障があるし、役所に検討を依頼するというと、リハビリのつもりで生活するから、ここでよいという。何度も一次避難の所を渡り歩いたり、食事や生活環境の劣悪さに懲りていたのだろうと思う。何とか一緒に笑顔の浮かぶ生活を少しでも取り戻そうと、見知らぬ人々が気を遣いながらも、今にして思うと、心に残る時間を作れたように思う。仮設住宅ができ、約3ヶ月の共同生活から、個人の生活に戻っていった。この出会い、つながりを何らかの形で生かしておきたいと思い、月に1度は仮設住宅に訪ねている。同じ浪江町の方々が多く暮す仮設といっても、すぐにつながりを構築できるとは思えず気にかけていたが、介護度によって週何度かデイサ−ビスに通うようになってから、そこで職員、他の人々と交わることにより心配は少し薄れた。あたたかくなる5,6月にはみんなで我が家で同窓会をしたいと思っている。ほんの一時でも笑えたらと思う。

at 16:03, オーナー, -

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