行って来ましたイッセイ尾形


毎年「イッセイ尾形」のライブが東北である。毎年計画は立てるが、生憎仕事の都合があわなかったり、前売りチケットを手に入れたのに、急な仕事が入ったり、昨年は震災でライブ自体が中止になったりと、相性が悪いと思っていた。昨日やっと都合がついて福島のライブに行ってきた。彼の人間観察と、その演技力はやはりすごい。ごくありふれた日常をよく観察すると、日常に溶け込んでいて、目にはつきにくいが、よくよく観察すると、「へえ-、そうなんだ。え、何で。そうきたか。それは普通しないでしょ。・・・・。」などなど楽しく可笑しく、普通じゃない、普通の人がたくさんいる。その人の表情、一挙手、一投足を忠実に、あるいはデフォルメして表す。観客はそれに納得したり、驚いたりを繰り返す。そしてそこに人間の言いようの無い性をを見て、評論家になったり、己を省みたり、そして、広く、大きい人間愛をやがて共有することになる。ライブ後の観客は、皆、おとなしくお行儀がよいのはそのためだろうと思う。画像の布は手ぬぐい。手ぬぐい収集の癖があるので迷わずゲット。それと彼は舞台上で3分間ぐらいで衣装を変え、その間に役になりきっていく。その姿も感動ものです。また東北に来て・・・。

at 15:35, オーナー, -

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いつの間にか

 
先日の遠乗りに懲りて、近場を愛車で散歩。足元の茶色のハンノキの実がたくさん落ちている。最近この実はリ−スを作る方には結構重宝がられている。上を見てみるといつ花が咲いたかも知らないうちに若い実がたくさん生っている。ハンノキというと、我が故郷埼玉県東部では、用水路際の並木を思い出す。水辺でよく育つのと、5〜8年ほどで薪に出来るくらい成長が早いので植えられたらしい。さらに秋になると、木の周りに脱穀の済んだ稲藁を井桁に積んで4〜5メートルなったところを屋根型に藁を載せて、藁を保存した。確か、「木吊るし」と呼んでいたと思う。子供にとってはこの木は樹液が表皮にたくさん出るのでカブトやクワガタがたくさん集まる。高いところは取れないので、根本に穴を掘って、枯れ草を入れておくとそこを住処にしてくれるので、夏休みは朝早くからせっせとそんな方法で甲虫たちをとって、大きさを競ったり、戦わせたりという他愛のないことに一喜一憂していた。今は、薪も、藁も必要としないし、道路の拡幅で木は切られ、ハンノキ並木は何処にもない。ハンノキというとそんなことを思い出す。

at 19:56, オーナー, -

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我が愛車

 
前にも言ったが現在肥満の危機に瀕し、ダイエットが急務である。先日がらくたを片付けていたら、電動自転車が出てきた。十数年前に、妻の母親にプレゼントしたが、バッテリ−が重く、倒れたら起こせないからとの理由で返されたものだ。「これはいける」と思い、早速引っ張りだし、空気を入れて、チェ−ンに油を注ぎ、バッテリ−を充電。近所を試走。そして役場の支所での会議にもこれで行く。雨の心配があり、愛の?傘の差し入れがあったが無事帰還。これは桧原湖一周しかない、強く決意。今日実行に移す。私のやることは事前の情報収集、確認が不十分、というよりほとんどしないため、いつもトラブルが頼みもしないのに勝手にやって来る。今回も、最も坂のきついところで、肝心のモ−タ−が作動しない。30キロ手前で坂を惨めにも押して歩く。そんなこんなで3時間余で帰る。モ−タ−が壊れたのか、連続使用で加熱したのか分からないが、愛車として今後も付き合っていくつもり。

at 15:41, オーナー, -

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季節外れではなかった

 
玄関の壁に、季節外れにも、昨年の枯葉が風にでも飛ばされ、クモの巣にでも絡まったのかと観ると、2匹の蛾が尻を合わせた形で、連なって壁にとまっている。交尾の姿勢なのか、それとも擬態なのか分からない。交尾にしては時間が長く、自然界では危険だから違うように思える。きっと枯葉に似せて敵を欺く、伊賀忍者顔負けの技だ。1羽では枯葉に見えないが、2羽がこの姿勢でいるところがみそ。昆虫はすごい。前に読んだ植物の新書の作家である森昭彦氏の「身近なムシのびっくり新常識100」を最近読み始めただろうか、昆虫にかぶれている。人は脳を発達させて生きる術を発達させて生き残っていいる。がしかし、社会保障費の増大に伴う、先進国の財政破綻、原発などのエネルギ−問題など、安定的な成長に赤信号がともっている。一方昆虫は体を小さくして、自然界に対する適応能力を発達させ、自然界に多様に適応している。人間の今後のヒントは昆虫世界にあるのかもしれない。

at 13:09, オーナー, -

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まあーだだよー

 
雨天にて仕方なく休んでいた散歩を再開。ご親切にも私がダイエットを始めたことを知った2次避難で我が家でともにすごしたYさんが大量の饅頭を持ってきてくれた。大きな親切、大きなお世話に感謝しつつ、散歩の後の饅頭を想像しつつ、心待ち足取りは軽い。先日紹介した花はどうもヒョウタンボクらしい。グミとは花が違う。深くお詫びして訂正します。さて、これは間違いなく桑の実。蚕の餌に成る畑作の桑ではないので実は小さい。ここのところ毎年この実を収穫し、ジャムを作る。量的には少ないので、タイミングよくいらしたお客様にしか提供できないのだが。熟すと甘いが、実が柔らかくつぶれる。指先をドドメ色にして来月初旬に収穫だろうか。

at 13:52, オーナー, -

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ダイエット

 
現在、生涯最高の体重を更新中のわが身を心配してか、歩くことを強要されている。少しは従わないと、平穏を維持できず、如いては唯一の楽しみ、食事に影響が及ぶことを回避するため歩くこととした。休暇村のキャンプ場は道もフラット。いつもそこかしこで観るグミに花が咲いていた。実が赤く熟すと車からも気がつくが、花が目に留まることはない。歩かないと見えないものがあることを再確認する。実からは想像できない繊細な花に、おしべを花魁のかんざしの様につんつんと広げた様子にしばし見とれた。その後、おまけとして、兎の子供が草むらから飛び出した。その愛らしさと、俊敏な動きに年甲斐もなく歓声をあげてしまった。歩くといろいろと良いこともあるものです。

at 15:09, オーナー, -

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思った通り

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お客様に頂いたオリ−ブオイルの容器が素敵に思えて、何かに使いたいと思い空ビンを取っておきました。先日ランタナの鉢植えを買い、鉢を取り替えた際に痛んだ枝をちょっと飾りたくなりました。シェリ−グラスのような細身のグラスかなと思ったときに、これが脳裏に浮かび早速挿してみました。涼やかな透明のグラスと、ぼってりと円いけど、扁平なためすっきりとしたフォルムが盛春の緑をを映しこんで、フレア−ぎみのスカ−トのような爽快感がしました。

at 12:59, オーナー, -

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ちょっと甘えて

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滋賀県から友人Sちゃんが遊びに来て、先日は一緒に栗駒山に登りました。今日は残念ながら帰る日、郡山まで送ることにしました。時間に余裕があったので、旦那が東北の玄関口、白河の関を案内することになりました。実は関は、奥州街道、東山道、それに大和政権時代の柵であろうといわれる関と三つもあります。白河藩主であった松平定信が、大和政権時代の柵であろうと言われるものを白河の関であるといったのでそれ以降は白河の関といえばそれを指すようになったのだそうです。そこにある延喜式内の白河神社に参ったら、この狛犬君が居りました。顔は強面なのですが、お尻をちょっとひねった様子が甘えん坊さんぽく気に入って撮ってしまいました。また、昼食の「小説の門」という所のおこわは美味でしたよ。

at 18:50, オーナー, -

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昨年は当たり年とか

 
昨年は6年ぶりのブナの豊作というか、たくさん実を付けたらしい。きっと、熊も、ネズミも、ヤマネも、鳥たちも、豊かな食生活であったろう。ブナの実は小指のつま先にも満たない小さな実であるが、脂肪分が多く、食味もすこぶるよい。我が家のブナは、数年前に、四十雀に発見され、我が口にも入らなくなってきている。春になって気付いてみると、そこかしこ、石だらけの通路脇にも,早や、本葉まで出し、やる気満々。特に保護したり、ましてや抜くつもりもない。少し、育ったら、歩行に支障は来たすかも知れないが、そのときはそのとき。我が家にもざっと100本が、生を受けて、生命活動を始めた。種としてこぼれ、発芽した場所はそれぞれが自分の意思が働かない生物としての宿命。後ろを見ても始まらない。前を向いて歩いていこう。

at 12:13, オーナー, -

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