みんな元気です

 先日、今年初めての仮設訪問をした。中通り地域には珍しく降雪であったが、仮設の団結力なのか、高齢者が多く住んでいるにもかかわらず、きれいに除雪がされていた。窓が二重サッシになったり、畳が敷かれたり、物置が設置されたり、お風呂の追い炊きボイラーが設置されたりと仮設の住環境は少しづつ改善されている。そのこと自体は歓迎されることではあるが、根本的な問題、今後の見通しは全く立っていない。それでも、我が家で共に暮らした避難者の方々は、じっと耐えている。間も無く2年が経とうとしているのに、先が見えないので、希望すら持つことも出来ない。被災者の方のお一人、Kさんの住いを訪れたときに、Kさんのご自宅の写真が掛けられていた。杉山を背に、高台に在るお宅は前が開け畑や田が広がっている。見事な里山の景観に、こんな良いところに生活していたのかと、今更ながらに驚く。仮設は、緊急避難の場所で、終の住みかではない。高齢者の方々には残された時間はそう多くは無いはず。仮設の住環境の改善は不満のガス抜き、目晦ましにも思えてくる。元に帰れないなら、どうするのだ。早く決めようよ。少しは希望が持てるようにしようよ。それは原発の管理責任者、行政の責任でしょうよ。

at 20:13, オーナー, -

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新年明けましておめでとうございます。

 
昨年師走は、やたらに忙しく、筆を持つ暇も無く、正しくはキ−ボ−ドの前に座る暇も無くですが。べったら漬けのした漬け、本漬けのための甘酒造り、スモ−クサ−モンの塩漬け、そしてスモ−ク、ロ−スハムの塩漬け、そしてスモ−ク、蕪と赤大根の千枚漬けのした漬け、そして本漬け、仮設住宅への訪問、薪スト−ブの火床の台の製作、柚子、イチジク、蜜柑のジャム作りなど次から次へとやるべきこと、やりたいことが湧いてきて、自分で自分の首を絞めててんてこ舞いを踊る月でした。今年は少し落ち着いた生活と年頭に決意しましたが、きっと又、てんてこ舞いを踊る羽目になるのだろうと思います。優雅にワルツでもという柄ではないので、踊りはやはりてんてこ舞いということです。
末筆ながら、本年皆様にとって良い年でありますように。

at 15:57, オーナー, -

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