これって何

 
昨日のお泊りで、今朝お帰りになった常連さんのFさんからTELがあった。忘れ物かな。それとも、まさか何かあったのかなと、一瞬不安が過ぎる。「南の空を見て。変な虹が出ているから」。何事も無かったことの安心と、早く確かめたいの一心で電話での応対もちぐはぐ。外に飛び出す。会津地域に雨の予報は無かったし何故虹が。それに虹がアーチを描かず、空に直線状に虹色を描いている。こんなの見たこと無い。私の知識と経験を超えるものなので、「へえー」を連発するばかり。とりあえず、記録はしようと画像は確保。Fさん家族も「へえー、ほおー、あー、あれー・・・・」感嘆詞の連続であっただろうか。Fさん家のおかげで、「へえー」とうなるだけの呆けたふわふわ時間をすごせたことに感謝。

at 19:56, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

春は山にも

 
4月になって冬に逆戻りしたように寒い日が続いた。今日は久しぶりの好天。猪苗代に下がっていくと、途中の法面がやけに黄色く見える。もしやと思いよく見ると、やはり、3月末に郡山で見たクロモジの花が咲き出していた。標高差にして200メートル位だろうか。2週間くらいか掛けて春は登ってきた。後100メートル登ってくれれば、裏磐梯もそこそこ、早春の様相ということ。5月になったらでしょうか ね。

at 20:37, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

春なのに

130421_1326~01.JPG
写真家S氏が例年の桜の撮影旅行の途中に寄った。朝起きると20センチくらいの積雪。S氏は朝食もとらず三春に雪を被った桜の撮影に早朝より出掛けた。10時過ぎに良いから見に来いとの連絡。渋滞が無いことも確認し、寒い日は極端に出不精の旦那を説得。三春の「和久屋」のうなぎも付けることで、出かけることになった。満開の花が雪を被り、華やかさを内に秘めた、でも所作に華やぎがこぼれて隠しようの無いお年頃の女性を思わせ、雪の桜に寒さも忘れた。S氏のお誘いと季節外れの今日という日に感謝です。

at 21:26, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

私のお気に入り

 
今車の中はこの2枚のCDがお友達。左側は、ヘイリーロレン。ポピュラーのスタンダードナンバーをジャズアレンジして歌っている。香川県のお客様、Sさんからの贈り物。アレンジも、声も(ちょっとセクシーすぎることもあるが)、演奏もすべてお気に入り。右側はザズ。フランスのシンガー。オリジナルを歌っているらしい。テレビでカフェのピアノだけのバックでラビアンローズをジャズアレンジで歌っているのをちら聞きではまる。基本的に私はハスキーボイスには弱い。ザズは今世紀のピアフというのがキャッチコピーらしい。そうしたら、ヘイリーロレンは今世紀のサラボーンとでも言うのだろうか。いずれにしても本人にとってはいい迷惑だろうと思う。ミュージカルナンバー「私のお気に入り」では、ジュリーアンドリュウスが、好きなものを思いだせば、楽しくなると歌っている。だから、今、車の中ではすこぶる楽しい。

at 14:05, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

人気食堂

 
この地には、コゲラ、アカゲラ、アオゲラといったいわゆる啄木鳥という鳥がたくさんいる。緑の全く無いこの時期、枯れ木の存在が良く分かる。それらを見てみると、ご覧のように穴だらけ。枯れ木に生きる虫たちの幼虫を啄木鳥たちが嘴で掘り出した痕跡がたくさんある。1本の枯れ木にこんなにも幼虫が生息しているのかと驚くほど見事に穴だらけ。林の中の人気食堂状態。1匹の幼虫にどれだけのカロリーがあるのか分からないし、何匹くらい一度に食べるのかも分からないが、食べる、生きていくということのたいへんさの証がこの穴の数と、穴の深さなのだろう。ファストフードも冷凍食品も、コンビニも彼らには利用できない。でも、いらないか。枯れ木食堂はたくさんあるのだ。

at 12:23, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

大胆にも


ブナの木の根元にゴジュウカラが来ている。大胆にも地上に降りて、夢中になって食事中。彼らが、地上を歩くのも珍しい。冬の間の空腹に耐えかねたのか。繁殖の時期でもあるので、そのための栄養補給だろうか。日中は、そして地上には多くの危険があるはずなのに、この大胆な行動は、春という季節が、説明の出来ないリズムで彼らの心を敲いていると思いたい。私には思い出すことも出来ない、遠い記憶の彼方のことではあるが。

at 13:30, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

裏磐梯でもちょっとだけ春が

 
いつもは通り過ぎてしまう大沢沼のカーブの沼側の斜面にマンサクが開花していた。郡山で見てから、10日は過ぎただろうか。今週は強風、除雪車が稼動するほどの降雪と冬が戻ってきたようだ。この時期、春の訪れを心待ちにして、その兆しを見つけては喜んでしまう。雪国に暮す民の性といっても良いくらいの、隠し様の無い行為かもしれない。昨日福島市にいくと、桃や林檎の畑で、剪定作業であろうかたくさんの人が忙しく働いていた。やっと農家本来の仕事が出来る、今年の豊作、高品質のための作業は、力強く、心躍っているように見える。「はーるよ来い、はーやく来い」。

at 14:04, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

これも春の兆しですよね

130401_0905~01.JPG 
道路の雪も完全に溶け、日差しも暖かく、「外においでよ」と空気が誘っている。私の心も行きたがっているので、誘いに従う。しばらく行くと、大変、雪崩だ、全層雪崩だ。冬は硬い、重い雪の上に軽い雪が積もることで起こる、表層雪崩だが、春は地温が上がり、積雪すべてがすべる。幸い、私のいるところは、道路際の小さな切通しなので、なんのきけんもない。見渡せば、いろいろな斜面で全層雪崩が起きている。春です。ほほをなでる風は、まだ冷たいが、中に小さな春の粒がたくさん入っているように思える心地よさだった。

at 13:35, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

すごーい

130403_1328~01.JPG 
栃木県旧馬頭町に、イワウチワの群落があるというので見に行った。昨年我が家の庭に数株植えたものが根付いたので、イワウチワに興味があったからだ。八溝山地の杉林の林床一面を覆う大群落に驚く。地元の方も7年前に発見し、歩道を整備し見学が出来るようにしたとのこと。地元の方が気付かなかったというのは、山の手入れをしていなかったからということか。八溝の杉は素性がよく評価の高い材であったらしいが、国内林業の衰退で間伐も枝打ちもしないため、群落の存在に築かなかったとするなら、群落の存在を素直に喜べないということか。需要のなくなった間伐材を使い、バイオマスを作り、それで発電をする事業を始めたところがあるとか。これが林業再生の一助になるならいい。三浦しをん氏の林業従事者を主人公にした作品も一読し、一次産業の再生をTPPのこともあり、国の形から考えるときなのか。イワウチワの可憐で、逞しい姿に、物言わぬ彼らの声を聞くべき時が今なのかとも思う。

at 21:31, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

春二番かな

130402_1614~01.JPG
高校以来の大親友、「トマトちゃん」が、親の介護のため少し早く、退職した。お祝いは、前から決めていた会津在住の日本画家「植木庸子」さんの作品。彼女も喜んでくれたので目出度し目出度し。埼玉からの帰り、旦那は好物「塩あんびん」を買い、今日はイザベラバードが歩いた道をたどりながら帰るという。栗橋、古河、館林、栃木、鹿沼、鬼怒川会津西街道というル−トとのこと。訳分からないので、素直に従う。途中、例弊使街道はヒノキの巨木の並木で驚いた。五十里湖を渡り少し進むと、カーブの上に一面淡黄色の大きな木が。先日のマンサクよりも色の絶対量、迫力が違う。カーブは危険なので、少し先の、安全なところの木見る。今度はロウバイ。雪解けの水で勢いの増した川の音と、この淡黄色も早春ならではと思うので、私の中では今年の春2番です。

at 23:31, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark