静かに

 
なんとなくの散歩が、少しコ−スを外れてみると、アケビがたわわに熟したままあった。まさに食べごろ。しかし、最近は見向きもされない。食が豊かになることは良いことではあるが、何か引っかかる。我が家のブナの実も今年は豊作。いつもなら、シジュウカラの群れが、やってきて食べつくしていくが、今年はそのまま落ちた。鳥たちも人が山に入らなくなったので、食が豊かになったからだろうかと思っていたら、今日、シジュウカラの群れがやってきて、落ちた実をむさぼっている。

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秋深まらず

 
今年は10月になっても気温が一桁にならず、紅葉も遅れている。そんな中、真っ赤に熟したツリバナの実が目立つ。実がたくさんついて真っ赤になっているところがあったので、車を止めてみる。すると、ツリバナの脇に、ツリバナを小型にしたような愛らしい実を一つだけつけるものがある。そちらに気をひかれ、一枝手折り、持ち帰る。コマユミとのこと。マユミの仲間ではなく、ニシキギの仲間とのこと。愛らしい分繁殖力は弱いのか、ツリバナほどの個体数は無い。

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秋の匂い

 
先月23日にプライスコレクションの公開展示も終わった。、渋滞が出来るほどの全国から多くの来訪者をむかえ、氏の善意が伝わったように思う。流れる空気に含まれれる秋の粒は少しづつ数を増やし、空もずいぶんと高くなった。我が家の庭の秋の主役はシュウメイギク。我が家が気に入ったのか、数株が庭のここ彼処に仲間を増やしている。園芸種なので広がり過ぎるのは困るが。

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