年寄りの謂う通り


吾妻に三回雪が降ると、里に下りてくる。前に早稲沢の年寄りは言った。今年もその通り、昨日の午後から霙が雪に変わった。大方の冬の準備は済んでいたが、タイヤ交換は未だだった。動かなければ晴天まで待てばよいのだが、どうしても福島に用事が発生。霙の中震えながらタイヤ交換を余儀なくされる。その場限りの反省を繰り返す己が歴史と今回の様にダブルの反省をして初雪を迎えた。

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冬の準備


今日は立冬。雪国としては冬の準備に忙しい。画像奥の△はブルーベリーの雪囲い。画像手前は青菜。茎が固いので数日日に干し、茎の水分を抜き下漬けしないと折れてしまう。その後、4パーセントの塩で適度の水分量にしてから、醤油ベースのたれに漬け込む。12月下旬には食べられるはず。今年は30キロ付けるので、じゅうぶん。
聖護院蕪も千枚漬けにしたので、一応冬の準備はおおむね終了。いつでも雪よ来い。気温がマイナスになったら、凍み大根、スモ−クサ−モンづくりが始まる。

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少しだけ注目


裏磐梯では至る所にたくさんの落葉松が植林されている。戦後、枕木にする目的で、国から1本500円の奨励金が出たためらしい。しかし、木質がねじれやすいことから、枕木にはむかず、利用されることはなかった。しかも、木の表面が細かいとげのように毛羽立つため建築材にも利用価値がなく無用の長物状態。しかし彼らが年2回だけ注目を浴びることがある。春の黄緑色の新緑の時。そして、ほとんどが落葉してしまったこの時期、ひとり、逆光に金色の枯葉を輝かせ、注目を浴びる。

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昨日の冷たい風が磐梯山に2度目の冠雪ををもたらし、山の木々に残っていた葉をほぼすべて落としていった。たくさんの木々の枝は遠目に濃密に重なって見える。将に巨大な箒の様。欅の盆栽に太い枝を切り落とし、小さい枝を密集させる箒づくりというものがある。冬枯れ野の雑木林の趣は、にぎやかな紅葉の後だけにこの寂々感はいっそう身に染みる。あと1回磐梯山が冠雪すると、次に雪は里に下りてくる。

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