今年はすごい


一昨年、我が家に味噌を手作りし届けてくれるN氏から、野イチゴの苗を数株頂いた。いつもの過保護ぶりが祟ったのか、昨年見事に大群落には成長したが、実は数粒しかつけなかった。今年は、心を鬼にしてまったく肥料を与えなかった。すると、たくさんの花を咲かせ、それが次々と結実し、徐々に完熟。昔の子供は、弁当箱に入れて、実がつぶれ、ジュウスのようになったものを飲んだそうだ。きっと今年は3回くらい弁当箱ふりふりジュウスができそうだ。やはり「苦労は金で買ってもしろ」なのだろう。危機感がないと収穫は、得るものはないということだろう。受粉に頑張ってくれたマルハナバチたちにも感謝しながら間もなく1回目のふりふりジュウスの時だ。

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初めて


私に知っているところでは、ワラビは小さなこぶしであったものが、すっかり両の手を
広げて万歳をしている。もはや食することはできない。ワラビの辛し和えは来年までお預けと思っていたら、Oさんから大量のワラビを頂く。おれの山の畑から採ってきた。とのことだが、やはり地元の方は、その一家伝来の畑のようなワラビの繁殖地がいくつもあるのだろう。大量なので、今回は塩漬けにして保存することにした。ウドの塩漬けはすこぶる美味であることは知っているが、ワラビはどうなのか楽しみ。

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気になっていたのです。


先日、義父母の居る弘前に出かけた。二人とも高齢ではあるが、元気なのに先ずは安心。東北道を走っていると、いつも弘前の手前で、浄法寺の案内表示が気になる。浄法寺は、国内漆の産地として有名であるが、漆器も生産されている。昔、5合も入るであろう大きな片口の浄法寺塗をみて、その大らかな力強さに魅了された。今回は余裕があるので、寄ってみた。そこは、小ぶりで、清楚の聖観音のある天台寺の麓で、浄法寺塗は天台寺の什器製造が始まりであるとのこと。福島県立博物館の特別展で会った聖観音にも再会して、作家の作品、作業が見られる施設で盃を一つ手に入れた。口のあたる所のやわらかさと、高台の無骨さ、優しげな安定感がまさに浄法寺だと思った。作家は、今は、漆掻きの最盛期なので一人もいないとのこと。東照宮も修復に国産漆のみを使用とのこと。需要は限がないのだろう。

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