小百合じゃなくてリリーだ


今日、我が家の山百合がやっと開花。今、道路の法面や、山の林間に山百合が、あそこに、あ、ここにも、というようなレベルで、細い茎に大輪を乗せ、それが故にゆらゆらと風に揺れている。かつては、桧原湖畔に大きな群落があったそうだが、人がユリ根を食す目的でとったために群落はなくなったという。この画像を撮った後、車で出かけたら、いつの間にか私自身にユリの香が移り、車内にしばらく良い香りが漂っていた。この香りが強くなると、風天の寅さんのマドンナ、浅丘ルリ子演じる「リリー」にぴったりと思った。

at 21:26, オーナー, -

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試練に耐えて


昨年の豪雪と、雪囲いのミスのため、ブルーベリーの木は、ずたずたに枝が折れた。そのため、多くの枝を失い、再生すら心許なかったが、みごと再生し、わずかながら実をつけた。
春にはガの幼虫に葉を蝕まれながらも、種の保存のエネルギーに脱帽するしかない。今年は、しっかりと雪囲いし、彼らの種の保存に貢献するつもり。あわよくば、少し、実を分けていただきたい。「ああ〜食いしん坊」。

at 11:45, オーナー, -

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実は・・・


実は、真竹を貰いに行ったとき、篠竹も頂いていた。我が家には、ブラックベリー、サルナシ、ノブドウと三種類のつる性植物がある。毎年篠竹を壁に組んで、彼らの拠り所にしている。サイズ的には根曲り竹でもよいのだが、如何せん、根元が曲がっているので、扱いにくい。画像は、サルナシ。奥にブラックベリーが見えるが、昨年、病気で枯れてしまい、今年は3本やっと新芽が出ただけ。でも、しっかり拠り所を作り、彼らの数年先の隆盛に期待。

at 14:08, オーナー, -

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お世話になって


特にエコを意識したわけではないが、団扇に興味が出てきた。子供のころは、近所の商店がお得意さんに配る団扇が、普通にどこの家にあった。来客用には、少しこじゃれたものを用意していたものだ。去年から少し集めだしたが、置いておくものがないので、昔を思い出して作ることにした。しかし、この土地には真竹は生育しないので、関東の知り合いに用意してもらった。子供の時の記憶をたどりそれらしいものが完成。人はいつでも誰かのお世話になって生きていると思う。

at 17:41, オーナー, -

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会いたくて


一昨年出会ったハヤチネウスユキソウにもう一度会いたくて、近所の中学生と一緒に早池峰山を登った。前回はさほど大変という思いはなかったので、サポートパンツとトレッキングシュウズを頼りに軽い気持ちで登り始めた。しかし、己の体重の増加と筋力の衰えは、パンツとシュウズの限界を超えていた。さらに、カモシカのように岩場を跳ね回る中学生に圧倒されて、肥満の年老いた熊の様子で這いつくばり頂上に到着。下山途中でお目当てのハヤチネウスユキソウに出会えて元気を回復し無事下山できた。過酷な岩場に咲く姿はけな気で、控えめな自己主張はいとおしく、抱きしめたくさえなる。地獄も見たが、天国も見たからよかったということ。自然は演出しないから裏切りもしない。

at 17:49, オーナー, -

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たくましい奴


昨年苗を植えたが花もつけなかったセージが、見事に冬を越し、しかも昨年つけなかった花までつけた。園芸種のアップルセージを前に多年草だというので植えたが、寒さが強いためか、翌年発芽することはなかった。それに比べたら、あなたはたくましい。早速、ショウルダーベーコンのソミュール液の香辛料の一つとして、葉を数枚使わせていただいた。花もなかなか清楚で、涼しげな青紫は梅雨空に映える。

at 17:07, オーナー, -

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