こちらは早いんです。


秋の七草のひとつ、女郎花が咲きだした。隣に、吾亦紅もあるのだが、そちらは、日当たりが悪いのか、もやしのようで、果穂もつけない。ご近所の道端にあるのは枝分かれして、大きな花束のようになっている。萩も咲き、ススキも咲きと、秋が駆け足でやってきた。春は遅いが、秋は早い。9月末からとうもろし(地元ではとうむぎと言う。私には「とうみぎ」に聞こえるのだが)の収穫。道端で、直売も始まる。

at 13:05, オーナー, -

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二度おいしい


秋になって山シャクヤクの大きく大きく膨らんだ子房が割れて鮮やかな種が顔を覗かせた。秋の実もきれいとは本に書いてあり、楽しみにはしていたが、春のあの純白の薄い花弁の可憐さと、数日しか咲かない儚さからは、想像するべくもない変身ぶりに驚くしかない。よく女性は生まれた時から女優というが、山シャクヤクも、生まれた時から女優なのかもしれない。

at 14:36, オーナー, -

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何故か気になる


埼玉の知人から頼んでおいたイチジクが届いた。埼玉の加須市騎西は、現在イチジクの産地とのこと。埼玉出身なので、つい、食材に使いたいという思いがある。心のどこかに、郷土愛というやつが潜んでいるのだろう。知人が気を使ったのだろうか、完熟の立派なもの。これはとりあえず、ジャムにして。昨年は埼玉の梨をシャーベットにした。これで、郷土のものが2種に増えた。どこかに潜むやつも満足だろうか。

at 15:22, オーナー, -

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大人はおいしくない


知り合いからスイカを頂いた。くし型に切って、縁側に陣取り、かぶり付き、種を庭に飛ばすというのが夏のお決まりだが、大人になったのでスープ仕立てとしゃれ込んだ。3分の1ほどは丸くくり抜き、残りをジュースにして、ゼラチンと生クリームで軽すぎるジュースに重さを加える。勇気をもって、でも量は控えめにして、お客様に提供。やさしいお客様は笑いながらも食してくれた。スイカは果肉ストレートがもっとも美味。

at 12:54, オーナー, -

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年中行事


今年は猛暑と雨不足で、6月に植えたバジルが夏の間瀕死の状態であったが、ここへきての降雨で、回復し、初めて葉を収穫することができた。ニンニクとオイルでバジルペーストを作る。毎年の行事が量は少なくても遂行できたことにホッとする。お決まりが続くと安心するのは年のせいか。

at 13:06, オーナー, -

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季節外れ


6月に青森県黒石市のメーカーに頼んだ、「ぼっこ長靴」が出来上がってきた。地元のリンゴ農家が冬雪が積もってから、脚立を使わなくても済むようになってから、リンゴの枝の剪定作業時に使った耐寒に優れた長靴であったそうだ。一度は途絶えたものが最近復活したとのこと。今までのバフィンのものは、中敷きがへたってきたので買い替えることにした。生ゴム素材なので、べたべたするし、カラフルでもないが、機能重視での選択。お盆を過ぎ、涼風も立ってきたが、今から冬を考えるのはちょと辛い。

at 10:57, オーナー, -

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暦通りに


暦の上では今日が立秋だとか。太陽暦では夏真っ盛り、連日猛暑の報道。でも我が家の玄関脇の吾亦紅は律儀に暦通りに、「秋が来ました」とばかりに花を開いた。露天風呂の所にも、豪華な住環境を整え、大切に育てられた吾亦紅がある。春にはたくさんの新芽を出し、秋が楽しみと思うのだが、栄養豊富で、たくさん芽を出すため、茎はもやしのように徒長し、支えがなくては立っていられない。原因は過保護もあろうが、日照不足が主因と思う。秋には植え替えてやろうか。玄関脇のシモツケの中に一株で頑張っている、暦に律儀な吾亦紅ように、日照の豊富な所に。

at 11:12, オーナー, -

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小粒も積もれば


今年は、たわわに実をつけたワイルドベリーを毎日積むことが楽しくてしかたなかった。初めは、昔の流儀にしたがって、弁当箱ではなかったが、パックに入れ、シェイクしてジュースにしてみたが、標高が高いせいか糖度にやや不満。でも、収穫自体は楽しいので、毎日片手ほどのものを続けていたら、パックいっぱいになったので、酸味は十分なので、20パーセントの砂糖を入れ、ジャムにした。収穫後の彼らは、陽光を葉一面に浴びて、来年に備えているのだろう。お礼にジャムを見せてあげ、感謝の意を伝えた。一坪にも満たない所の、小豆粒程度の実が、積算すると大きな量になる事にも驚くが、結実、熟成させる彼らの生命力には脱帽するしかない。

at 17:02, オーナー, -

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すご技だ


少し雨漏りがあった。とりあえず応急処置と思い、なんとなくそれらしい所をコーキングすることにして屋根に上る。斜面で体を支持するのに太ももが震えている。筋肉量の低下を嘆きながら作業を終え、降りようと下を眺めると、山ウドがいつの間にかウドの大木化し、枝葉を茂らせ花までつけている。枝は重なりを避け、タンポポのロゼッタのように広げ、陽光を受けやすくし、葉の重なりも避けている。屋根の上から見た植物のすご技だ。

at 11:25, オーナー, -

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覇権は・・・?


2年前に露天風呂のボイラー室を工事した。その際には新しく土盛りをしたので、全く植物はなかった。今年は少し、数種の植物が新たな生息地を見つけた様子。その中で、驚いたことに、周辺では唯一50メートルほど離れた所にしか存在しないヤマハハコが3株ほど存在を際立たせえている。そしてその隣に、近くにも数株はあるクリンソウが一株、競うように葉を広げている。他の周囲の植物は排除して、2者の覇権争いを見守りたいと思う。今話題の中国とその周辺諸国に置き換えるのは生臭いのです。植物界のことです。

at 14:36, オーナー, -

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