それなり


新潟村上の鮭の寒風干しに倣って、役3か月、軒下に干し続けた。外観がかなり乾いた様子なので食することにした。
3枚におろして切り身にして食べる分には良いが、乾いたものを、腹骨、中骨を取って、薄く切り、酒浸しにしようとすると、乾いているため、下ごしらえが難しい。来年は、スモークサーモンを作るとき一緒に下処理をして、寒風に干したほうが良いかもしれない。味はそれなりに噛み応えがあって、おいしいのだが、塩抜きは少し足りなかったよう。腐敗を恐れたためだろうか。経験値を上げて、美味なるものにするには時間がかかる。年1回なのだから、早く極めなくては。残された時間は少ない。

at 13:51, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

暫くは過保護で


仕事がら、彼岸に墓参りなどは出来ないので、少し早めに実家に出かけた。例年、帰りには栃木の道の駅でイワウチワを買ってくることにしている。馬頭町の群落を見てから、少しはまっている。我が家はまだ雪の中なので、定植は5月中頃。それまでは、天気の良い午前中は外、夕方からは家の中で寒さを凌ぐ。季節の違うところに無理やり移住させるのだから、過保護も致し方ない。
間もなく、馬頭町の群落も開花だろう。今年も会いに行くつもり。

at 16:44, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

待ち切れず


昨年の11月に干し始めたコッパは、基本的に3か月で出来上がるので早く食べてみたい。肉のたんぱく質がうまみ成分に変化したいわゆる熟成の証は、表面にカマンベールチーズのように白く粉がふく。部分的にはそのような状態なのだが、熟成の道半ばといったところ。食べてみたい自分にいろんな言い訳をして切ってみた。画像のように水分の抜けた肉の色はすこぶるうまそう。味は肉自体のうまみは十分に感じられる。でも、その味に待つことの大切さを復教えられた。残りはもうしばらく待つことにする。

at 16:35, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

柑橘は春の食べ物


冬の温州ミカンが冬の定番として日本中を席捲したためか、あるいは夏みかんがあまりにも酸っぱかったためか、柑橘は冬のものという考えが固定化されてしまったようだ。
でも、早春なると、デコポン、日向夏、せとか、伊予かん、などなどたくさんの柑橘が出てくる。春こそ柑橘は春の食べ物と思う。
私のここ数年のお気に入りは、「はるか」。糖度は少ないが、酸味のうすいふうわりとした味は、パステル調のレモンイエロウの外観と相まって、「春だなあ」と思う。自己主張のない控えめなところもなかなか・・・・です。
最近、神奈川県から「湘南ゴールド」というはるかもどきも出ていて、少し小ぶりではあるが、種が少なく食べやすい。
でも、最初の出会いの驚きは大切にしたい。浮気はしません。
 

at 15:35, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark

冬眠から覚めました


いつもの通り、埼玉の友人M氏から伊予柑が届いた。季節を告げるを便りを届けてくれる友に感謝。
これが届くと、ジャム作りが始まる。これが春一番の仕事になるので、冬眠から覚めたことになる。
気が付けば、日照時間も伸び、太陽高度も心なしか高くなったように思える。春は来た。
今年は例年より少しだけ苦味を強調したので、その分、砂糖の量は5パーセント程増えた。ジャムの残り具合から推察して、
今年の苦みバージョンも受け入れられたようで、一安心。

at 15:55, オーナー, -

comments(0), trackbacks(0), pookmark