救いの神

数年前から右足の外踝が痒い。皮膚科の診断は脂漏性湿疹とのこと。保湿剤の塗布が基本的治療。それに合わせて、液体石鹸は、洗い流しても残る傾向があるので、固形石鹸を使うと良いとのこと。刺激の少ないものと思いベビー石鹸を試すがあまりよくない。マルセイユ石鹸が良いとのことで探すが、100パーセントオリーブオイルのものは見当たらないので、通販レベルのものを使用。そんなことで過ごしていたら、お客様のY子さんが自分でマルセイユ石鹸を手作りしていて、今回も分けてくれた。これで半年は過ごせる。感謝。

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やっと今年は

吾亦紅という文字も、濃く艶消しの赤紫の小花の小さな塊が、頼りない長い花柄にちょこんと乗って、秋を含んだ風に揺れる姿は、愛する人にわが身を震わせ、恋こがれる乙女なのか。それとも夏の思い出の中に揺れる姿なのか。とにかく、控えめで、儚げななところが好きで、数年前、やっと我が家に植えることができた。しかし、最初の場所は、日照不足でもやし状態。昨年日当たりの良い場所に移植したら、見事に開花した。少し背丈が大きいが、揺れる様はなかなかと思える。そばの丸太に座っての一服は至福の時間。

at 12:57, オーナー, -

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やって来た

何となく気になり、今日も外を見てみる。今はオレガノの花が盛り。ヤマハハコの中にまで蔓延っている。赤いそばの花のようなものが密生している。するとその中を忙しく飛び回るもの、マルハナバチが何匹も吸蜜に来ている。オレガノの花は、画像のように小花の集まりなので蜜の量が少ないらしく、次から次へと忙しく動きまわるので、良い画像がとりにくい。でも彼らは忘れずに我が家にやって来た。万歳。

at 15:11, オーナー, -

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いつの間に

春にサルナシが白い小花をたくさんつけていた。昨年から、ブッラクベリーの根を間違って切ってしまい、花の数が極端に減ったためか、毎年活発に吸蜜に来ていたマルハナバチがほとんど来ない。サルナシの受粉は大丈夫かと心配していた。まん丸ぷっくりの体形で、近づいても気付かず夢中に吸蜜する彼らの姿にも会いたい思いもあって結構気にしていたが、姿は目にせずにいた。久しぶりにサルナシの葉裏を覗くと画像のような実がたくさんついている。何時、誰が受粉したのだろう。私の目をかすめてマルハナバチが来たのだろうか。結実は良かったが会えないのが残念。

at 15:44, オーナー, -

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手わざ

 夏になると画像の手提げを持ち歩く。今日近所のコンビニの奥さんに手提げを褒められる。自分で作ったものではないのに嬉しい。これは近くのお年寄りの作。「ひろろ」と言われる植物の葉を撚って細縄にして編んだもの。作者はつい先日亡くなった。手わざが一つ喪失したことにもなる。編む技は、ものが残っている限り継承は可能。しかし、材料を入手し、加工する技はものが残っただけでは継承されない。山ブドウの樹皮を加工して作る手提げは最近注目されているが、材料の入手、加工をする人が少なくなっているらしい。里山の文化は、注目されて、継承の流れが細々とながらつながっている。しかし、ひろろや、山ブドウの加工といった「奥山」の文化はほぼ消滅という状態のように思える。奥会津の三島町では、継承の流れが細々とあるようだが。この村でも炭焼きをしてできた炭を包装する炭俵を編んでいたようだが、炭俵自体がなくなっている。当然、技も無くなっている。

at 16:59, オーナー, -

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初めての気分

どんぶり金魚用のテーブルも完成。どんぶりは我が家にあるもので間に合いそうなので、先日金魚を買ってきた。ずっと買いたいと思っていた「ランチュウ」にした。店の水槽にいたものに、単に泳ぎがぎこちなくかわいいな程度であったが、その中から、1匹をこれと決め、ビニール袋に入った瞬間から、それは、自分が命を預かった、重い責任を負ったかけがえのない生き物になった。レジを済ませた瞬間から、酸素不足にならないように早く帰ろう。ゆらして車酔いにならないよう、急ハンドルはやめようなどと考えだす。2週間のトリートメントが必要と言う事で、0.5パーセントの塩水で飼っている。3日間の絶食も済み、現在はどんぶりの中で、快食、快便。慣れると、どんぶりの淵をたたくと寄って来て、手から直接餌を食べるようになりかわいいという。我が家の住人は慣れてないのか、臆病なのか淵をたたくと、怯えたような様子。懐いて手乗りのような状況を特に望つもりはないが、餌を与えた瞬間に逃げるようになるのは少しせつなくはある。

名前もいろいろ考えたが、雌雄が分からないので、「らん」と言う事にした。なんの思い入れもないようだが、尾びれを揺らし、体をくねらせるような泳ぎは、幼児のよちよち歩きを想起させるので、この個体は金魚というより、「きんとと」という幼児語があっているように思う。少しだけ親バカが入ってきそうで怖い。

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育児放棄ではなかった

先日覗いたときに卵だけがあり、親はいなかった。卵は孵化するまでずっと抱き続けるものと思っていたので、不安になった。途中覗いたのが良くなかったかと思い、しばらくそのままにしていた。最近、親鳥の鳴き声を聞くようになったのでおっかなびっくり覗いてみると、4つの卵すべてが孵化し、目も明かない雛が4羽いた。子育て放棄ではなかったと安心するとともに、私が邪魔をしたわけではないとまた安心。

雛は、そっと覗くと寝ているが、少し音を立てると、親がえさを運んできたと思い、一斉に顔中口にしてなく。生きようとする力の貪欲とも思える様を立つこともできない雛に見せられ頭が下がる。4羽では親も大変だが、巣を発見されないように注意しながらせっせと餌を運んでいる。雛もすごいが、あの小さな体で親もすごい。

at 12:45, オーナー, -

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