福島はすごい

全国新酒鑑評会で、福島県は、18軒の酒蔵が金賞を受賞した。これは全国1位の数であるとのこと。しかも4年連続のことだとのこと。多くの蔵が技を磨いているからだろう。それを記念して、2種類の小型シートがJPから発売された。1月に新聞報道で早速買いに行ったが、完売。2月末に増刷されるとのことで予約し、先日手に入った。日本酒は消費が減り、海外に販路を求めたりと苦戦している。微力すぎるが応援したい。                                                                                                          

at 17:23, オーナー, -

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少し早かった

先日のお客さんが、鮭トバを炭火で炙ったものをごちそうしてくれた。11月に寒風干しにした我が家の鮭が気になり、食べてみたくなった。昨年は干しすぎて硬くなりすぎたので、少し早めにしようとも思っていた。縛っておいたロ−プが雪に埋もれ、掘り出すのに難儀したが、食べるための苦労は厭わないのが私の信条である。

結果は少し柔らかいようだが、ねっとり感は十分で美味。スライスしたものを先日と同じように炙ってみるとこれもなかなか良い。丸のまま干したが、皮が硬くなり、身も骨にねばりついているので、おろすのに、手間もかかるし、身も無駄になる。今年は3枚におろしてから干すことにしようとも思った。

冬は除雪で大変ではあるが、寒くなくては出来ない食べ物がたくさんある。漬物、冷燻、肉、魚の寒風干しなどなど寒さに感謝しなくては。

at 17:37, オーナー, -

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暗いということ

「白炭」と言われる堅炭が年々入手困難になってきている。最近中国産のものもあるが、炭化がどうも中途らしく、油分が残っているのだろうか、パチパチとはねるものが多く今年は、囲炉裏に火を入れてなかった。でも今夜、福島の斎藤さんご一行がいらっしゃる。いつも、喜多方の蔵元で、新酒と酒粕を買ってくる。その酒粕を炭火で炙って食べるのをたのしみにしていらっしゃるので、久しぶりに炭を熾した。炭はねが心配で覗いてみると、炭が赤々と燃えている。

半地下のほの暗い空間の中で発光する炭の輝きに何か昔の情景を思い浮かべた。寒さと、暗さが今の時代以上に十分であった幼少期、温かい、明るいという状況は当たり前ではなかった時代があったのだ。あの時代に戻りたいとも思わないが、そこに置き忘れてきたものがあるらしいとも思う。炭の黒と、火の朱赤が対比している様に少しの間見入る。

 

at 15:50, オーナー, -

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今年の出来は

昨年11月に仕込んだコッパが、約3か月経った。外側硬く固まり、指先で握ってみると、中の柔らかい感触が分かる。しかし、熟成が進んでいない生なのか、熟成した柔らかさなのか、2回目の挑戦なので判別がつかない。昨年は少し臆病になり4か月近く待ったため、中まで硬くなってしまった経験があるので、とりあえず切ってみることにした。出来は画像のとおり熟成のしっとりは十分にある。しかし、包丁の刃に絡むようなねっとり感は少しうすい。もう少し時間が欲しいのかもしれない。オイルを垂らした一切れの口中は、「満足」と息を吐いた。「目出度し、目出度し。」

at 13:24, オーナー, -

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