奥ゆかしさからか

 我が家でもっとも大切にされているヤマユリが、満を持して今朝開花。階段踊り場からのほのかな甘い香りにもしやと窓外を眺めると案の定というわけでした。気をかけているからだろうか、年々株数を増やし、ネズミに発見もされず生きている。

 山の林床にまばらに姿を現し、ゆれるすがたは、「様子がいいね」と思わず声をかけたくなるほど。その思いがあるので、秋には頼りのない種を其処らじゅうにばら蒔いている。彼らが育つための酵素が土中にないと駄目らしいので、確かめる術はないので仕方ない。わずかながら結果もでてきたので、今年も種まき爺をやるつもり。

at 09:44, オーナー, -

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トホホ

 できるだけ太らせようと、収穫を遅らせていたニンニクもさすがに葉が枯れてきたので収穫を決意。ふくちホワイト六片を植えたが、6片ではあるが、なんと小さいことか、通常のものよりもやや小ぶり。収穫間際には施肥は控えないと苦くなるとあったので、やや肥料不足かもしれない。植え付け時に土に十分肥料を施せということか。

 それでも屋根からの大量の積雪に耐え、遅い春のハンデも克服し、よくここまでと誉めてやるべきだろう。農業の専門家に初年度から追い付けるはずもないと素直に脱帽し、来年の準備を進めようと決めることにした。小さいながらも、真っ白なニンニクを眺めて思う。

 

at 21:21, オーナー, -

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目の薬ですかね

 八百屋さんからブルーベリー1、5キロが届く。安くしとくからジャム作れということらしい。毎年のことなので、注文をしなくてももってくる。ブルーベリー自体に凝固成分が多いらしく、温度が下がると表面がゼリー状になる。

 特別な手続きなく、物によって若干の違いはあるが、25パーセントの砂糖であっという間に完成。達成感のない作業だがお客様にも桃のジャムについで好評なのでよしとしよう。我老眼にも効くとよいのだが。

at 16:18, オーナー, -

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定住はどうも

 4年前に植えたホトトギスは毎年、すこし住む場所を替えつつ、それでも我が家に住んでいた。ところが今年は遠い所に居を移したらしく何処にも姿がない。その代わりなのか、昨年ほととぎすが住んでいた場所に、タマガワホトトギスが居をかまえた。

 彼は昨年まで川向こうに住んでいたはず。織姫彦星ならラブロマンスだが、彼は何を求めて川を越えたのか。前記のアジサイも川を越えたのかふしがある。我が家は彼らにとっよほどすみやすく見えるのだろうか。隣の芝生はよく見えるのが人の性いうのと同じだろうか。

at 13:43, オーナー, -

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我が家に定着

 梅雨時にニュース映像に必ず登場するアジサイ。我が家にも遅ればせながらの感はあるが開花した。元々露天風呂の川向こうに立派なものがあったが、流水に流されたのか無くなっていた。数年前開花により我が家にアジサイのあることを知る。

 その場所はあろうことか、流されたアジサイがあったちょうど対岸。何の証拠もないが、彼らが引っ越してきた。流水にさらされる過酷な生育場所を避けて引っ越した。と考えると楽しい。現在の場所は川岸からは確かにずいぶんと離れている。冬には除雪機が走行する場所であるので、冬には気をつけてあげることにするつもり。

 アジサイは品種改良が進んで大きな玉の豪華なものもあるが、装飾花がまばらのこのアジサイが好み。歳をとると、デコモリはどうもと思うようになる。身体的筋力の低下が、気持ちも低下するらしい。エゾアジサイは、我心にスッと入ってくる。

at 12:51, オーナー, -

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何となく山形の

 ちょっ隣へ、山形県に行ってきた。先日山に筋トレに行った仲間がサクランボを送りたいというのでお付き合いをした。県境の村に住んでいるとかなり文化の違う他県ではあるが、感覚はちょっとそこまでである。陸続きの国境際に住んでいたら、国を越えても、ちょっとそこまでであるのだろうか。

 付き合いもあるが、個人的な目的は、「薄皮丸茄子の水漬け」。この時期置賜地方には何処に行ってもこれがある。歯ごたえと茄子の甘味がたまらない。数年前に自作して失敗してるので、商品を買うつもりでいたが、漬け汁を売っていたので自分で漬けてみた。足りない分は汁を市販の物の味を真似てみた。今回これでうまくいったら来年はすべて自作でできる。明日が食べ頃。

at 17:52, オーナー, -

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筋トレに行きました

 先週八甲田山に登った。前泊は酸ヶ湯温泉。宿の廊下の照明に何やら文字が書いてある。「ばんだはんで、あばぐおど、しゃはぐおど、さしねぐねえよにの」。全く意味不明であったが、宿の方に解説を乞う。「夜になったので、廊下を歩く音、しゃべる声に注意をして、周りの方に迷惑にならないようにしてください。」とのことらしい。津軽弁は濁音が多いのが特徴とのこと。普通に書いてあったら注意書になってしまうが方言なら雰囲気は和らぐ。

 八甲田は標高はさほどではなく快適な筋トレであり、毛無岱という広大な湿原はワタスゲの真っ盛りで、心もトレーニング出来たかもしれない。

at 12:32, オーナー, -

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所変われば

 歌によればホトトギスの「しのびね」に夏の到来を感じたり、ある地域ではツバメの巣立ちそれを感じたりする。我が家には標高のせいだろうか、近くまでツバメは来ているのに飛来、巣作りはない。

 その替わりといってはなんだが、キセキレイが巣作り、子育てをする。今年も二階の明かりとりの小窓の軒先で、「ちっちっちっ」という鳴き声とともに始まった。

 我が家の夏は、ホトトギスならぬ、キセキレイのしのびねで始まる。南北に長い日本では、それぞれにそれぞれのかたちで季節を感じるのだろう。感情多様性は、こうして育まれるのかもしれない。

 

at 11:15, オーナー, -

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早くも夏がやって来た

 友人の娘さんから頂いた花籠のなかに入っていたウノハナを地植えしてから五年目、今年も真っ白な花を沢山つけた。今の日課のひとつは時々ホウキグサの周りを除草がてら成長を確認すること。

 今日も行ってみるとクワガタ発見。この頃はずいぶんと減っては来たが、彼らがやって来ると、まもなく梅雨が開けて、本格的に夏がやって来る。昨日ホームセンターに行くと、カブトムシを売っていた。カブトムシは採集するものでなくなったのはいつからであろうか。我が家のまりでは、クワガタはかろうじて採集するレベルであってほしい。

at 11:17, オーナー, -

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