沢沿いの緑陰空間が静寂を演出する二つの貸切り天然温泉露天風呂。春は水芭蕉、夏は蛍、秋は紅葉、冬は雪見と折々に様相を変える。食事は四季折々、地元の素材の旬の味を生かした洋食べースのスローフードをご用意して皆様のお越しを心よりお待ちしております。
昨日鳥海山に登った。雪渓に阻まれ、新山には行けず、外輪山までの登頂。今度は軽アイゼンを持っていくか。海側から登ったので、いつも日本海を眼下に眺めての歩みはすこぶる楽しい。
さらに、登山道をミヤマキンバイ、ヨツバシオガマ、などがずっと彩り、疲れを癒してくれる。一番の驚きは、コバイケイソウがここのと違い、圧倒的に白く、しかも、満開になったばかりは汚れは全くない。同様に画像の白花のシャクナゲも開花したばかり、まったくよごれがなく、周辺に小さな群落を作っている。
よごれているぶん、余計に感じるのかもしれないことは自覚のうえだが、自分の回りの多くの人、多くのものに支えられて日々過ごしていることを知り、感謝の念を忘れるなの警鐘にも思えるはなたちとの出会いでもあった。それにしても筋肉痛で階段が辛い。
季節がら実山椒を買った。ちりめん山椒が好きで作ることにしている。市販されているものは、私には甘味が勝っている。それに、山椒の緑が失われているのが気に入らないというのが理由。
我が家にも有馬山椒の木はあるが、私に似て、さぼるので実つきは悪い。買ってきたものを、実の柄までしっかりと採るつもり。途中で昼食になり、そのままの手で食事。無意識に唇に手をやって「しまった」、唇がしびれる。やってしまった。同時に、子供の時、父親に唐辛子を当たり鉢粉にするように言われた時のことを思い出した。「目に入らぬように」との注意は受けた。作業中に無意識に手を唇にあてた。そのときの痛みを思い出した。唇のしびれは不快だが、思い出したことは何故か笑みをともなって心がちょっとしびれたかも。
ちりめん山椒には余る量なので、残りはペースとにしてなにかに使うつもり。それにしても、とったつもりの柄がいっぱい残っている。私はいつもトホホなのだ。
| 1/1PAGES |